IT業界におけるシンカーミクセルの立ち位置
IT業界の歴史
1960年代 日本でコンピュータが導入され始める |
1970年代 汎用コンピュータの登場 |
1980年代 パーソナルコンピュータ(PC)の登場 |
1990年代 Windowsの登場 |
2000年代 インターネットの普及 |
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シンカーミクセル設立
POINT
・IT業界の歴史は浅いが、急速な技術の発展により、機器(ハードウェア)・ソフトウェア・環境(インフラ)の進化が早い
= ITは新しい技術やサービスを創出できる
・IT業界の進歩により、社会や文化が変化している
= ITは社会に大きく貢献している
今後のIT業界
近年、多くの企業ではIT化による業務の効率化がなされており、IT業界は今までと同様に「業務のIT化」を追求していても、急成長をする見込はなくなってきた。
そこで、今後のIT業界を盛り上げていくにはどうしたらよいのか。
現在稼働しているシステムやITインフラをさらに使いやすく便利にしていくことはもちろんだが、自分たちの身近にあり、日常生活に欠かせないツールとなった“IT”で全く新しい“何か(サービス、ソフトウェア、ハードウェア、インフラ など)”を創造することが求められているのではないだろうか。
そのためにも、新しいことに前向きにチャレンジできる人材が、新しいIT業界・新しい社会を切り開いていくと、私たちシンカーミクセルは考えている。
シンカーミクセルの求める人材像
・アイデンティティ(自分らしさ)を押し出せる人材
・挑戦意欲、競争心を含むプロ志向・プラス志向の人材
・リーダーシップが備わった人材
・「企業のITドクター」を目指したい人材
IT業界の仕組み
概略図
通信
ハードウェア | PC、サーバ、周辺機器の開発・製造を行う企業 例)NEC、日立製作所、富士通、デル、日本HP、シスコシステムズなど |
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ネットワーク・通信 | 通信回線、ネットワーク機器を展開する企業 例)NTTグループ、KDDI、ソフトバンクグループ、ニフティなど |
ソフトウェア | システムインテグレーション、パッケージソフトの開発を行う企業 例)マイクロソフト、日本IBM、伊藤忠テクノソリューションズ、NTTデータなど |
サービス | ITコンサル・アウトソーシング、ネットビジネスを展開する企業 例)アクセンチュア、楽天、ヤフー、Facebook Japan、グリーなど |
シンカーミクセルでは「ソフトウェア」の他「通信」「サービス」の仕事をしている
IT業界内の関係(例)
IT業界・システム開発業界の構造
元請けが上流工程を担当し、下流工程を下請けの会社に発注することが多い。
下請けの位置では上流工程に携わる機会が少なく、利益も少ない。
IT業界で成長するためには下請け構造からの脱却が必要になる。
POINT
・IT業界とほかの業界との関係、業種間の関わりが密接である = 顧客の業界知識も得ることができる
・同業種のIT企業間でも協力しながらプロジェクトを成功させる = 様々な人たちと『繋がり』ができる
【就活のポイント ~採用担当者からアドバイス~】
IT業界で「どのような顧客」と「どのような付き合い方をしたいか」と考えをまとめることで、就職先が見つけやすくなるでしょう
ソフトウェア業界の仕組み
メーカー系
大手コンピュータメーカーのソフトウェア開発部門が、子会社として独立した会社。
ハードとソフト一体の総合力を持っている。
富士通システムソリューション、日立ソフトウェアエンジニアリング、三菱電機情報ネットワークなど
ユーザー系
企業の情報システム部門が独立してできた会社。もともとの業務分野の専門ノウハウを持っている。
通信系:NTTデータ、NTTコムウェアなど
金融系:みずほ情報総研、日本総合研究など
商社系:伊藤忠テクノソリューションズなど様々な業界に存在している。
独立系
いずれの企業系列にも属さず、独自の資本によって設立した会社。メーカーの枠にとらわれない自由な提案ができる。SCSK、富士ソフト、トランスコスモスなど
ソフトウェアベンダ
パッケージソフトなど製品を開発し販売している会社。世界最大のソフトウェア
ベンダはOSを商品としているマイクロソフトである。
マイクロソフト、オービック、トレンドマイクロ、ジャストシステムなど
システム開発の流れと職種
上流 | 下流 |
|||||
ITコンサルタント | システムエンジニア | プログラマ | ITコンサルタント | オペレータ | ||
企画・立案 | 要件定義 | 設 計 | 開 発 | テスト | 導 入 | 運用・保守 |
ITインフラ系システムエンジニア(ネットワークエンジニア) | システムエンジニア |
シンカーミクセルでは「システムインテグレーション」を主業とし、全ての工程を行っている
開発工程
- 企画・立案
- 顧客の経営や事業、業務の方針を踏まえ、ITシステムの全体像を考案
- 要件定義
- ITシステムで実現したい顧客の要望を、具体的に機能や性能に落とし込む
- 設計
- 要件定義に沿って、ITシステムを動かすための環境(インフラやハードウェア等)を決め、システムを開発するための技術や工程を設計する
- 開発・テスト
- 設計に沿ってプログラミングを行い、要件定義の性能や機能が正常に動作するかシステム検証を行う
- 運用・保守
- ITシステムの改善や機能追加などを行いながら、顧客の業務に合った安定動作を維持する
POINT
ソフトウェア業界の企業には…
・システムの種類や顧客の業種・業界、携わる開発工程に特化している企業がある
= 専門性を高められスペシャリストへと成長できる可能性がある
・システムの種類や顧客の業種・業界、携わる開発工程に特化せず、顧客に合わせたシステム開発を行う企業がある
= 幅広い知識と得意とする専門性を複数追求できる可能性がある
【就活のポイント ~採用担当者からアドバイス~】
IT企業で「どのような仕事を行いたいか」と「どのようにキャリアアップしたいか」と考えをまとめることで、就職先がより見つけやすくなるでしょう